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全般性不安障害(GAD)の原因、症状と治療・予防

全般性不安障害(GAD)ってどんな病気?

  • 全般性不安障害(GAD)はGeneralized Anxiety Disorderのことで、いろいろな出来事や日常活動について、過剰な不安と心配が長期間にわたって持続する病気です。
    ある程度の不安は正常な反応ですが、全般性不安障害の場合はとても強い不安がほとんど毎日のように続き、著名な障害や苦痛が引き起こされます。
    不安の内容は奇妙なものではなく、日常の出来事だったり、将来に関係したものだったりします。これらの不安はひとりでに涌き起こり、止めたり、注意をそらしたり出来ません。

全般性不安障害(GAD)の症状は?

  • 不安でたまらない(過剰な不安と心配)
    毎日のように心配や不安を感じています。内容はとるに足らない問題から重大な問題までさまざまです。 また将来は否定的に感じられることが特徴です。
  • 肩こり、筋肉痛(筋肉の緊張)
  • 動悸、めまい(自律神経系の過覚醒)
    頻脈や動悸、胸を締め付ける感じ、化呼吸、めまい、口の渇き、発汗、悪心などの消化器系の症状など、さまざまな身体症状をもたらします。
  • いらいら、疲れやすい(心身の緊張)
    睡眠障害(寝付きにくい、ぐっすり眠れないなど)、いらいら感、集中力のなさ、疲れやすさなどが生じてきます。 また警戒心が強くなり、そわそわと落ち着きがなくなり、過敏に反応しやすくなります。

全般性不安障害(GAD)の治療は?

  • 【薬物療法】
    ■ベンゾジアゼピン系薬物による治療
    ■SSRI(選択的セロトニン再取込み阻害薬)による治療

    【精神療法】
    認知行動療法とよばれる治療法が最も有効とされています。認知行動療法は認知療法と行動療法を同時に行います。
    ■認知行動 ⇒ある出来事に対する認知(どう受け止めたのか、どのような見方をしたのか)を修正していくことで、歪んだ認知によって引き起こされる不快な感情や問題行動などの症状を軽減していこうとする治療法です。
    ■行動療法 ⇒人の「慣れ」を利用した治療法です。
    改善に向けて段階的な目標を作成し、それを実際に行う事でよりよい行動習慣を身に付け、徐々に状況の改善を図っていきます。

まわりの人ができること

  • ○ 話を聞いてあげる ○ 環境を変えてみる ○ 専門医を勧める

院長挨拶

 微力ながら更に地域医療の向上発展に尽くすと共に『暖かい医療』を目指したいと考えております。どうか今後とも変わらぬご指導のほどをよろしくお願い申し上げます。

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